こちら ↑ の話の続きになります。
 
決して毛羽立つはずのないポリエステル生地の表面に
無数の繊維が付着し、擦れる場所には毛玉が発生。
 
 
これは一体何なのか?…で話は終わっていました。
 
お客様は通常の使用方法で
クリーニングにも出していない状況。
もちろん、洗濯機で回すような事もされていないと。
 
この商品は
 
①製造会社 → ②卸会社 → ③当店
 
という3社が関わって販売しています。
年末に③→②→①の流れで
問い合わせをかけていました。
 
そして本日、今回の問題について
①側からの回答が届きました。
 
 
 
 
内容は諸々の観点から伏せます。スミマセン。
 
要約すると、
「過度の摩擦や静電気の影響でピリング(毛玉)が
発生したと思われます。ドライクリーニング推奨
ですが、ご家庭での洗濯で過度な負荷と摩擦が
あったかもしれません。
生地は高密度で織られたもので、通常使用では
中綿の噴出は考えられません。
この素材を使った商品は過去三年間に渡って製造
してまいりましたが、このような事象は初めて
であります。」
 
…という事でした。まぁ、想定内の回答です😅
 

ここからは完全な個人の想像と見解です。

 
中綿繊維が飛び出しているのは事実で、
「高密度」に異常や問題は無かったのか。
また、中から繊維が出ないように生地表面に
コーティングを施してあるものもありますが、
今回はそれが何らかの原因でコーティングが
剥がれてしまったのかもしれない。
それ以外の他の原因かもしれない…。
 
なので、なぜこうなったかの原因が知りたい。
 
そうでなければ、
このような製品の取り扱い方について
他のお客様へのご案内や、
お店としてこのような製品の取り扱いを
するべきかどうかを判断することが出来ません。
 
ちゃんとした物と情報をお客様にお届けしたい
と考えているお店としては不安しか残りません。
 
直接の文言はありませんでしたが、
①側の言いたいことはヒシヒシと感じます(笑)
 
ただ、今回については「誰の責任か」
「誰が保証するのか」を追求したいのでは
ないのです🤔
 
責任は販売者にあると思っていますので、
それは問題ではありません。
 
今回は純粋に原因を知りたいのです。
 
品質検査に掛けるのであればその費用の
折半なりなんなり、今回はそこまでしても
原因が知りたかった。
 
けれども、「私どもに責任はありません」
的な内容でサクッと防衛線を張られてしまい、
それ以上の話にならなかったのが残念でなりません。
 
 
作り手と売り手が協力して、より良い物を
安心してお客様にお届けするのが使命かと思います。
 
「責任」や「コスト」の擦り付け合いでは、
長い目で見れば品質もサービスも全てが劣化の一途。
 
今の世の中、色々な場面でこの二つに対して
とても過敏ですよね…。
なんかそんな気がしています。
 
別の話になってしまいそうなので、
この辺でやめておきましょう😅
 
 
というわけで、今回は何もはっきりせず
確かなことは何も書けないという
非常にモヤモヤとした結果に
なってしまいました😢
 
 
あ。
一つだけハッキリしたことがあります。
それは②側の対応と考え方が素晴らしく、
今後ともしっかりと取り組んでいきたい
と思えたことでした。
 
取引先との関係はこういう所が大事です!
やっぱり、大なり小なりトラブルの時に
人や企業の真の姿が見えますよね。
 
改めて私自身も襟を正さなければ
と思いました🤗
出来てない事、まだまだ多いな~💦
 
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