皆さん、こんにちは!
メンズトールサイズセレクト【0189homme】の梅田です。
今回は「革」のお手入れについて、ちょっとお話したいと思います。
普段の生活で、革製品を一つもお持ちでないという方はいらっしゃらないのではないでしょうか?
服に、持ち物に、履き物に…。
特に本革は、その丈夫さが魅力ですし、使い込むほどに出てくる味わいが好きだという方も多いと思います。
その一方で、少しでもお手入れを怠ると、変色や硬化といった劣化が進んでしまうという、ちょっと神経質な一面も気になりますよね。
でも大丈夫!簡単で便利なケアグッズがあれば、そんな心配も吹き飛んでしまうというものです 😊
今回は、既にご存じの方には少々退屈かもしれませんが、私が実際に使ってみて「これは良い!」と感じたお手入れグッズをご紹介したいと思います。
まず最初にご紹介するのは、【Renapur(ラパナー)レザートリートメント】です。
これ、本当に使える対象物が幅広いんです。
本革(牛・豚・羊など)はもちろんのこと、合皮、ビニール、金属、木製品にまで使えるというから驚き! あまりに万能すぎて、逆に「本当に大丈夫?」と疑ってしまうくらいです(笑)。
しかし、この万能さには理由があります。蜜蝋とホホバ油という自然由来の成分が配合されているため、製品への攻撃性が低いんです。
正直なところ、革以外の素材への効果はまだ未確認なのですが、本革と合皮に対しては本当に効果絶大で、私はとても重宝しています。
使い方はとっても簡単。ハンドクリームのようなこのクリームを、付属のスポンジで薄く塗り広げるだけ。
※ただし、下処理として、革の表面を綺麗にしておくことは必須です。
以前の私は、溶剤系の強いワックスを使っていました。
そちらも効果は抜群だったのですが、いかんせん臭いがキツいのと、ワックス自体が強力なため、固い牛革以外の製品に使うと傷めてしまう恐れがあったんです。
しかし、このラナパーは違います!なんと、柔らかい羊革の製品にも安心して使えるんです!
私が最も効果を実感したのは、趣味のバイクで使う長期保管で硬化してしまった羊革のジャケットを復活させた時でした。なんと、一回目の塗布ですでに効果を感じ、二回目の塗布で、あんなに硬くゴワゴワになっていたジャケットが、柔らかくほぼ元通りになったのには本当に驚きました。
さらに、合皮のジャケットやカバン、靴などに定期的に塗っておけば、加水分解(合皮が突然ボロボロになってしまう現象)の予防にもなるんです。
まさに、ラナパーは革の万能薬と言えるでしょう 🙌✨。
ただし、注意点があります。ラナパーは、スエード、ヌバック(バックスキン)やセーム革のような起毛や滑りのある製品には使用できません…。
そこで、もう一点ご紹介したいのがこちら!
革靴のお手入れ用品で有名な【MOWBRAY(モウブレイ)】のスエードヌバックトリートメントです。
こちらも使い方は至ってシンプル。ブラッシングで綺麗にした起毛革の表面に、シュッと吹きかけるだけです♪
ちなみに、もし汚れがひどい場合やカビを発見した場合は、エタノール系の消毒液を染み込ませた布で優しく拭き取ればOKです。
私自身、普段からこのような液剤で革製品の掃除をしていますが、今のところ特に問題は起きていません。
さて、このモウブレイのスエードヌバックトリートメントの効果ですが、一つ例を挙げさせていただきますと…。
これまた私の趣味で使っている、ちょっと謎の道具があるのですが、鹿革のバックスキンで出来ています。まずはビフォーアフターの写真をご覧ください。
… Afterの写真では、トリートメントを吹きかけてから24時間以上しっかりと乾燥させ、仕上げにブラッシングをした後の状態です。明らかに色が濃くなっているのがお分かりいただけるでしょうか。
白っぽく色褪せていたものが少し蘇るだけでなく、ラナパーほどではありませんが給油効果もあるようで、革の保護にも役立っていると感じています。
いかがでしたでしょうか?
皆さんの身の回りにある、お気に入りの革(合皮)製品。
ぜひこれらのケアグッズを使って、メンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?
ほんの少しの手間をかけるだけで、お気に入りのアイテムを長く大切に使い続けることができ、後悔のない毎日を送れるはずです 😊
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