色は、識別できるだけで1677万色あると言われています。
人間の目に見える色は、条件が整えば750万色、通常では187万5000色だそうです。
(「”よい色”の科学 なぜ,その色に決めたのか」の書籍参照)
いきなりですが、こんなの見た事ありますよね。
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「色相環」って言います。
美術の時間の教科書にもあったかな。
色を順番に並べるとこうなります。見えるだけで180万以上ある色も、実は順序であったり関係性があったりするんですよね。
隣同士や対角同士の相性であったり、青みであるか黄みであるかを基準に、スプリングカラーとかウィンターカラーとかに分けられたり…。と、こう見えて、カラーコーディネーターのお勉強を経験してたりします(^^;
例えば、一番明るい色って何か分かります?
答えは黄色です。(白ではないんですよ)
例えば、工事現場などで注意を促す表示は、一番明るい黄色と、一番暗い黒の縞模様で目立たせる様になってるんですね。(純な黄色は明るすぎるので、すこし落ちるオレンジっぽい黄色ですが)
踏切の棒や、道路標識の警告系も同じ配色でしょ?(^^
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↑ これもそうですね♪ 注意を促したい = 一番目立つ色。
色の性格を知って物を見ていると、道を歩いているだけでも中々面白いんですよ!
さて、そんな沢山ある色ですが、我々の様なお店でよくあるのが、
「私、青い色は似合わないから…」と言う言葉。
確かに、似合わない色ってあるんです。
首元に色の布を当ててやる、パーソナルカラー診断ってやった事ありますか?
僕もやりました。その時は「青」が似合って、「緑」が究極に似合わない。確かに似合わない(笑)
でも、実はその比率が全体のどれだけであるとか、また、使う場所によっても合うかどうかは様々です。もっと言えば青みであるか黄みであるかも…ですが、深みにはまるのでこの話は止めます(^^;
そうですね…。例えば、「青〇⇔緑×」な僕で言うと、
緑のセーター着て、青のパンツ穿いたら×だけど、青のセーター着て緑のパンツ穿いたら〇とかです。
だから、色々試して欲しいです。苦手に思っているだけで、実は使い方が違うだけな事はよくあります。お洋服については、何も試着したものを全部買う必要なんてないんですから、お店ではどんどんチャレンジしてほしい。
たまに一回試着しただけのモノを店を出るまでず~~~っと勧めてくる店員さん居ますけどね(怒)
新人さんならまだしも、ああいう人が装う楽しさをこの世から消して行ってる気がする。
マニュアル〇ソ食らえ!
あ。失礼しました。
「え~!? この色、絶対にダメだと思ってたのに、イケてるかも~」って、楽しいですよ(^^
食わず嫌いならぬ、試さず嫌い。
もったいなぁ~い!(笑)