昨日は丸一日大阪でした。
お店で展開する夏物商品を手配すべく、数件の取引先と、まだ繋がりの無いたくさんの企業さんが出展されている合同展示会なるものを巡って来ました。
いっぱい足を使って、沢山の業界の方と情報交換してきました。
その中、殆どの方から聞こえてきた、今この業界で懸念されている事と言えば…
1、日本国内の生産現場が本当に疲弊していること
2、生地の調達と確保が難しくなってきていること
3、どの分野でも、人手と後継者が居ないこと
前々からあった問題ですけど、より一層深刻さが増してきています。
人手がなく、後継者もつかず、産業全体が衰退する分野は、もう世の中から必要とされていない業界(の仕組み)という声も聞こえてきます。
でも、それってどうでしょう?
僕はこの仕事、今ではめちゃくちゃ面白い仕事だと思っています。
以前は色々な思いがあって逃げていたのも事実ですが、今では本当に楽しんでいます。
確かに、現状は課題も多いです。問題も多いです。
でもそれはまだまだ伸びしろがあるということ
違うやり方がいっぱいあるということ
特に、【良い時代】を経験した人たちにとっては、今は地獄に見えるようです(笑)
だから、リタイヤしてしまう人が多い。
また「しんどい」と言っている姿を見ている人たちが後についてこない。
この業界に限った事ではないですよね。
数字の大きさだけが仕事の楽しさでしょうか。
右肩上がりを続けていないと仕事はなくなってしまうんでしょうか。
僕は違うと思います。
楽しんでいる人がいる以上、小さく萎むことはあっても、絶対に無くなりはしない。
業界の元気印な方々とお話してたら、心の底からそう思えました。
本気で楽しむ人たちだけが残る。
僕も、ウチの店も、その仲間になります(^^
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