姫路の婦人服専門店UMEYA、歩く灯台のウメセンこと専務の梅田です。

洋服屋なのに着る服に困り果てている、大きいサイズなアラフォー男です。

 

 

次のオリジナル商品の制作過程で、

お客様へのモニタリングを繰り返しています。

 

当然にように、お客様の意見はバラバラ。

聞けば聞くほどまとまりません。

その中で、出来るだけ多数意見のある共通項を見つけて、

それを商品化すればいい…そんな風に思っていました。

例えば、夏の透けないニット。

 


デザイナーさんや工場さんに何度も何度も挑戦して頂いて、

それでも中々難しいんです。

特に、極小ロットなんかでやろうと思えば(^^;…非力で御免なさい

 

お客様の多数意見だけを形にしようと思うと、

そういう技術的な難しさにぶつかるという事が一点。

そしてもう一点。お客様の多数意見だけを形にしようとする事。

 

…それって、ただの売れ筋追求型で、

今までと何も変わらないんじゃないかという事。

私たちは、どんなお客様にどんなものをお届けしたいんだろう。

それは提案であって、御用聞きじゃない。

 

 

一方だけを向いていると、ついつい考えや意見が固まりがちです。

前回の「作り手」の会議の中で、

お客様の声を元にした【作り手の想いを提案すること】が、

この活動の趣旨なんじゃないかなと、改めて考えさせられました。

 

これって、日々の業務にも大きく関係する事だと思います。

お店に立っているだけでは気付けない。

作り手とお客様を繋ぐ活動。

大変ですけど、楽しくて嬉しくてワクワクする活動です( ̄▽ ̄)ノ