ダラダラと更新を続けてしまいましたが、今回が最終回です。
こんなブログにお付き合いいただき、誠に有難うございます(^^;
ボローニャから再度一人旅となった僕は、
取り敢えずは駅でミラノまでのチケットを買い、
しばし電車を待つこととしました。
ウロウロしても仕方ないので、ボーっと30分ほど(^^;
ミラノ中央駅とは違い、
ボローニャ中央駅はこじんまりとした駅です。
とはいえ、地上~地下階まで20本近いホームのある駅です。
チケットも買えたし、後は乗るだけと楽観的に考えていた
僕でしたが、この旅で1番と言っても良いくらいの焦りが
この後に訪れます…。
まず、イタリアの電車はほぼ定刻通りに着ません(笑)
日本で新幹線と言えば、余程の事が無い限り100%時刻通りに
やってきます。これはこれで本当に凄いことだと思います。
いや、海外を経験して改めて思いました(笑)
しかし、ここで待つ電車はほぼ100%「◯◯minutes late」
と表示されています。
それだけならまぁ何ともないのですが、なんと到着する
電車のホームがコロコロと変わるのです(汗)
全てのホームの電車がダイヤを乱して到着するわけですから、
到着のホームも変更されるというわけですね。
とまぁ、ここも事前情報で聞いていましたので何とか対応したつもり。
到着の10分前まで電光掲示板をにらみ、「17番ホーム」を確認してから
ホームに降り立ちました。
そして、遅れた到着予定時刻(ややこしい)間際になりました。
・・・。
・・・。
・・・おかしい!!
ホームの掲示板には全然違う方面への電車が表示されている。
①慌てて中央掲示板に戻る
②なんと「15番ホーム」に変更されている
③更に慌ててホームに向かう
とまぁ慌ただしく、何とか電車が入ってくると同時位にホームへ。
ここ、ちょっと焦りました。
というのも、買ったチケットの電車を逃すと、
ミラノに帰るのが更に遅くなる…どころか、満席だと乗れない。
(全席指定で、遅い便は結構な確率で売り切れています)
また、遅れるどころか、電車が来ない事もある(笑)
今日中に移動しておかないと、帰りの飛行機のこともありますので
なので、乗れる電車に乗っておかないと…という焦りがありました。
・・・と、いろいろな事が頭を過りながら、
でもホッとして乗車位置で待っていたら…。
トドメは4号車乗降口に立っていたら5号車が止まりました(笑)
まぁ、もうこんなことくらいでは何とも思わない
そんな精神状態になっていました(笑)
よく言えば大らかな国、イタリア。
いや、日本が目を三角にし過ぎているのかも…ですね!
さて、無事にミラノに到着。
ここから地下鉄に乗り換えます。
夜の21時半ころの地下鉄。
夜の地下鉄はやめておくように言われましたが、
色々と経験したい派ですので…。
なぜかチャリダーが居ますが気にしない。
いや、もう何も気にならない(笑)
あ。地下鉄(新幹線もですが)のチケットを買うのに
券売機でもたもたしているとジプシーが寄ってくると聞きましたので
ここだけはそれを避けるために文明の利器「地下鉄アプリ」を使って
乗車しました。
内容はググればいくらでも出てきますが、
コメント欄で質問いただければご説明します(^^)
幾つかの注意点さえ気を付けておけば、ノントラブル!
めちゃくちゃ便利でした♪
そして、無事にホテルに到着!
着いた時間は23時前。
疲れたし、お腹もすいたし、結構フラフラでした。
宿はDUOMO駅から徒歩15分ほどの所でした。
ミラノのDUOMO(ドゥオーモ)といえば、
500年の歳月をかけ、最後はかのナポレオン公の命によって
1813年に完成したカトリック大聖堂です。
イタリアに到着してからここまで、特に観光もせずに走り回り
強行軍でこのまま帰る・・・
なんて、いったいイタリアに何しに来たんだ!と。
(いや、仕事です)
そう思った瞬間に、もうホテルを出発していました。
とりあえず、DUOMOはこの目で見ておかないと!
圧巻のスケールでした…。
昼間には中を見学できる(有償)ようで、
死ぬまでには一度入っておきたいなと。
また、大聖堂の向かいにはナポレオン像が。
暫く見とれていました。
この広場の周辺も、色々と見どころが満載です。
レオナルドダヴィンチ像や、中世のアーケード、劇場に小さな教会
・・・などなど、行く先々に歴史的、芸術的な建造物が。
高級ブティック街もあり、仕事がらディスプレイを眺めながら暫く
ウロウロと。
やはり、テーマと色使いが素晴らしいですね!
勉強になります!
そして、空腹の事を思いだし
ウロウロの締めはコチラで、
なんだか、イタリアに来てからパンとハムしか口にしていない気もしましたが
まぁ美味しかったので良いでしょう(笑)
ホテルへの帰り途中
石畳の道路など、どこを切り取っても絵になりますね。
ミラノのDUOMO周辺、素敵な街でした。
ちなみに、夜は一人でウロウロしない方が良いと言われました。
今回は何もありませんでしたが、ほんと、お勧めしません(^^;
というわけで、仕事は不完全燃焼。
観光も不完全燃焼。
食事も不完全燃焼。
…なんとまぁ中途半端な旅かと
書きながら改めて思い返している今です(笑)
とはいえ、オシャレな婦人服も仕入れはできましたし
商売出来なかったら出来なかったで、
また違う絵を描くこともできました。
全くの無駄旅とは言えないでしょう☆ミ
(と言い聞かせてる?(笑 )
帰りは行きの逆パターンゆえ、
同じ様な事を書くのは省略します。
もっとゆっくりじっくり訪れたい、
イタリアは素敵な国でした☆彡
おわり
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