こんにちは!

セレクトショップUMEYAです。

 

今回は、ナイロンバッグの中でも

【ポリプロピレン】(=PP)という素材について

メンテナンスのご紹介です♪

 


プラスチック・ナイロン系素材は

熱に弱いものが多いです。

アイロンなど高温の物を当てると

一瞬で溶ける物もありますので

素材の確認と作業には細心の注意を払い

自己責任で行ってくださいね!


 

というわけで、

今回対象のポリプロピレンという素材は

強度があり、比較的熱にも強い素材です。

常用の耐熱温度は100~140℃。

熱可塑性といって、加熱すると柔らかくなり

冷却すれば固まるという性質も持っています。

 

そして、一番の特徴は「軽さ」です。

 

こういった性能から、身の回りの多くに使われている

とても身近な素材なんですよ♪

 

 

 

さて。

前置きが長くなりましたが、そのPPバッグ。

IKEAの青いバッグを想像できますでしょうか?

あちらもPPバッグですね!

 

このPP素材の製品ですが、

シワが入るとかなり取れにくいんです!!

 

 

こんな感じで、クシャっといくと

もうずっとこのまま…。

よく、しまっておいたものを出した時に

折りジワが付きやすいものです。

 

そこで活躍するのがこの三つ。

 

 

アイロン・霧吹き・当て布

(あとアイロン台もね)

です(^^)

 

一般的な家庭用アイロンは

● 低:80〜120℃
● 中:140〜160℃
● 高:180〜210℃

という温度設定になっています。

 

素材から言うと「低」の設定が適切ですが

熱を伝えすぎないよう当て布を使用しますので

今回は「中」で作業します。

※状況により「高」でないと効果が無い場合もありますが
 必ず低い温度帯から試してください。

 

 

この様に当て布を重ねます。

 

 

シワのある所の当て布を霧吹きで湿らせ

アイロンでジワーッとしっかり伸ばしていきます。

スチーム機能よりも、霧吹きで湿らせた方が

効果的でした。

 

すると・・・

 

 

この程度にまでキレイになりました♪

良い感じです!

 

ちなみに、PP素材の持ち手部分も

 

シワシワが

↓ ↓ ↓ ↓ 

この様に!
・・・あまり違わない?(笑)

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

物によっては素材が表記されていない

場合もありますが、素材が分かっている物

であればこの様に対応することができます。

 

 

何度も書きますが、

プラスチック・ナイロン系素材は

熱に弱いものが多いです。

素材の確認と作業には細心の注意を

払って下さいね!

 

以上、ご参考になればと

記事にしてみました。

ではでは(^^)