今回のお題は、糸が細く、デリケートな素材が多い夏のニット。
ちょっとしたことで伸びてしまった所が気になってしまうんですよね。挟まってるのに気付かずに引っ張っちゃったとか、子供にギューって引っ張られたとか(泣)
例えば、こんな感じ…。
写真中央の上下辺りに二か所と、他にも所々に伸びてポコポコとした所があります。いきなり見た方には微妙に見えるかもしれませんが(笑)
モノは麻素材のニット。
これは、脱ぐ時にちょっと強く引っ張ってしまったようです。と言うわけで…
素人でも簡単! 部分伸びしたニットの修復術をお教えします。
【念のためのヒトコト】
以下、参考にして作業される場合は、くれぐれも自己責任にてお願いします(^^
①まずは、アイロンと水気に弱くないものかどうかを確認します
これなら大丈夫です(^^
②スチーマーで、伸びた箇所に蒸気を当てます
近づけすぎない程度で、ブシャー!っとやっちゃってください。
ちなみに、スチーム付きのアイロンの蒸気でもOKです♪
③伸びた箇所を握ってムギュムギュしましょう!
え!?( ̄o ̄;;
と思われるかもしれませんが、一応理由があります。
ニットの伸びる=糸が偏っている状態なんです。
今回は麻100%素材なので分かり易いですね。麻糸自体は伸びませんから。蒸気で緩めてムギュムギュすることで、偏った糸を強制的にほぐします。
※あまり強くしないでくださいね。普通な感じで。強すぎると逆効果です(^^;
こんな状態でOK♪
④適温のアイロンを、軽く円を描くように当てます
ク~ルクルと、ネギ焼きの生地を伸ばすような感じで ( ̄¬ ̄)ジュル
⑤終わり
この位までには戻ってくれます(^^
ちなみに、直す前は下の画像
とはいえ、素人が出来る程度の作業です。
程度の酷い物や、ちょっと怖いな…と思う場合は、迷わず信頼できる業者さんにお願いしてくださいね。
お金は掛かりますが、確実です♪
今回は麻のニットを例にお話ししましたが、綿素材でも同じ方法です。
以上、お気に入りを長く気持ち良く着て頂けることを願いましての投稿でした。
ではでは(^▽^)ノ~♪
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