お洋服の中には【伸びる】生地というものがありますよね!

ストレッチ素材というやつです。

パンツでもジャケットでも、ストレッチ性のある物は着易くて良い感じです(^^

 

なぜお洋服にストレッチ性が備わるのかという話で、

最も知られているのはゴム系の繊維が混ざっているから…ではないかと思います。

名前で言えば、「ポリウレタン◯%」という表示。ゴムより優れたゴムの様な繊維です♪

ただ、これも伸びるからと言って良い事ばかりではなく、

熱や日光による劣化や、吸水性、吸湿性が無いなどのデメリットもあり

それは混率を高めれば高めるほどお洋服に対する影響が強くなります。

そんな事もあり、製品に対して2%~20%位が一般的なポリウレタン繊維の使われ方です。

※ストレッチ性を優先した使われ方の場合

 

 

一方で、ポリウレタンの様なゴム系繊維が含まれてないのに、

伸縮性に富んだお洋服という物もあります。

【ゴム編み】と言われる素材で、例えば冬場のセーターの袖口もその一種なのですが、

それを想像してもらうと分かり易いかと思います。

糸の編み方(組織)に伸縮性を持たせるよう工夫がされています。

ニット(編み物)自体、伸縮性に富んでいますよね。

ゴム編みとは、さらに伸縮性を高めた編み物とお考えください♪

 

そして、ニットと言えば秋冬のイメージが漂いますが、ゴム編みの中でも

【フライス】という素材は薄く滑らかで肌触りが良く、綿繊維で作られた物などは

夏向きのアイテムであったりします。【綿フライス】などと呼びます。

百聞は一見に如かず♪

似た話を動画にしてみましたので、お時間のある方はご覧になってみてください(^^

 

 

と言うわけで、素材そのものが伸びるというフライス素材。

秋冬のみならず、夏のインナーアイテムなどによく使われています。

ゴム系繊維は熱や湿気を調節する機能が無いため、本来は真夏向きではありません。

強い伸縮性を備えつつ、少しでも涼しい方が良いという方は、

是非、この【綿フライス】という生地に注目してみてください。

 

 

 

多分、多くのお店さんでお取扱いがあると思いますよ!

暑い時期、快適に使って頂ける素材、お洋服に出会って頂けます様にとの願いを込め、

今回の記事にさせて頂きました。

 

ではでは(^^