姫路で大きなサイズまでの婦人服専門店UMEYA
歩く灯台のウメセンこと専務の梅田です( ̄▽ ̄)ノ
洋服屋なのに着る服に困る、大きいサイズなアラフォー男です。
今回の話はいつもにも増して
たぶん…ちょっと…つまらないです(笑)
今までず~っとモヤモヤしていていたことがあります。
それは、【ブランド】って何よ?ということ。
…また変な事を考えてるでしょ?(笑)
「やっぱりブランドだからね~」
とか、
「さすがブランドだね」
みたいに使いますけど、
ブランドって一体何ですか?と聞かれると
…「え?」
…「ブランドは…ブランドでしょ」としか答えようがない(笑)
【ブランド】という言葉の意味
ちなみに、「ブランド」を辞書で調べると…
【銘柄。商標。特に高級品として有名な商品と、その商標。】
とあります。その通りとも思いますが、
なんかこう最近のニュアンスからいくと
いまいちピンときません(^^;
んで、高かったらブランドなのか???とも思い。
ここは最もピンとこない(笑)
さて、ちょっとした場で「自社のブランディングを~」
なんて話をする機会がありました。
その時もまず一番に話題となったのが
「ブランドって何よ?」です(笑)
いの一番【ブランド】の概念が議論されました。
「あ~だこ~だ」と色々と話が出ましたが
結果的には「信頼」とか「安心」とか、
そういうものじゃないかという事で意見が一致しました。
うん。何かかなり焦点が合ってきた気がします。
「その名前であれば間違いない」
とか、
「その名前であれば安心だ」
というのが【ブランド】
うんうん。これなら分かります!
まぁ、この辺が答えかな…と思っていました。
脳科学から見た【ブランド】という言葉の意味
それが更にくっきりハッキリ思える様な事がありました。
先日の休みに、とあるマーケティングに関する本を読んでいました。
すると、こんな一例が出てきました。
一部を抜粋すると…
2006年秋、イギリスのウォ―リック大学で奇妙な実験が行われた。
大きな実験機に横たわる被験者のうち、一方は敬虔なクリスチャン。
もう一方は熱烈なアップル社のファン。それぞれの被験者に
キリスト教のシンボルとアップル社製品を複数点見せたところ
クリスチャンが信仰心を示す際に見せた脳反応と
アップルファンに製品を見せた時の脳反応が非常に似通っていた。
という事だそうです。
これ、面白くないですか!?
いや、全く興味のない人ゴメンナサイ(笑)
これが本当だとすると、【ブランド】とは
自分(個人)にとって関係性の深いもので
尚且つ、自分が求めるもの(欲求)を
満たしてくれる存在…と言えます。
ある種の信仰心というか、
心から『好き!』と思えて信じて疑わないもの。
そう思えるものが【ブランド】。
※あくまで一つの実験例を元に…ですが(^^;
私たちの様なお洋服のお店も、今までは
「有名」「高価」「皆が欲しがっている」
をブランドと考え、そんな商品を揃えながら、
他店様とも競い合っていたような気がします。
でも、それが間違っていたのか?
…いえいえ。
その時はそれで合っていたんです。
「有名」「高価」「皆が欲しがっている」は
皆の『好き』で羨望のまなざし、
信じて疑わない…つまりブランドでしたから!(^^
一人でも大好きなら、それはもう立派な【ブランド】
そこで思ったのが、今でもそうかな?ということです。
近頃は「価値観の多様化」なんてよく言われますね。
それに、SNSがそうであるように個人の価値観に共感し
それを共有する、そんな時代。
価値観の主役は「個」であって、
「他」の価値観に合わせる時代では無くなってきています。
「有名」「高価」「皆が欲しがっている」ではなくて、
誰か一人でも大好きで信頼してくれているなら
それはもう立派な【ブランド】なんだと思います。
ここまで考えたら、
「ブランドって何?」って聞かれてもすんなりと答えられますし
「自社のブランディング」も具体的に考えられそうな気がします!
【ブランド】に限らず、
言葉っていうのはその読みは変わらずとも、
時代の流れと共に意味合いは変わるんだなぁ…と
そんな風に思いました。
今回もまとまりなく長々と書いてしまいましたが、
何が書きたかったのかと言えば
自分(ウメセン)よ、
ちゃぁちゃぁ言ってないで仕事頑張れよと
まぁ最終的にそういう事です(笑)
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