0189hommeの梅田です。

 
この月末月初と少々忙しい日々を送っておりました。
外に出ることも多く、また決算&棚卸もあったりと。
何かと大変な一年間でしたが、なんとか新しい期を
スタートすることが出来ております。
 
それもこれも、いつもご愛顧頂いているお客様と、
各所での発信をご覧いただいている皆さまのお陰と
思っております。本当にありがとうございます✨
 
 
 
さて、そんな日々の中で、SHEINさんによる
バッグの模倣騒動が勃発していますね。
被害者側であるユニクロさんも裁判に出たとか。
まぁそういうユニクロさんも
他と似たデザインは多いと思いますけど(笑)
 
 
 
この騒動、業界という”ぬるま湯”に浸かっていると、
「あぁ。まぁ仕方ないよね。」なんて感じに
映ってしまいます。
 
言わずもがな、
誰かの物やアイデアを盗むことはダメな事であり、
やってはいけません。
 
ただ、このやってはいけない事を
やり続けてきたのがこの業界なわけで😅
今でも「〇〇ブランドでよく売れたデザインです」
なんて売り込みをするアパレルメーカーの営業さんは
たくさんいます(笑)
日常がこれでは意識も薄れてしまいます。
 
うちのお店では極力そういう物に
触れないようにしています・・・が、
知らず知らずのうちに必ず紛れています💦
そのくらい根深い話です。
 
こういう話をすると、
「特許か何か申請すればいいのにね」
という意見が多く返ってきます。
少し調べてもらえれば分かりますが、
衣類や靴、バッグ類のデザインは意匠登録が難しい
場合が多いです。
それは基本構造がほぼ決まっていることと、
よほど特徴的でない限りは既出の製品(デザイン)が
多いのも一因と言われています。
また、そこに時間をかけている以上に
デザインのサイクルが早い…。
 
大衆向け製品であればあるほど、
一つのデザインを法で守るというのは
難しい状況にある…と、個人的には理解しています。
 
ですので、A社が出したものが
すぐに数社から出てくる…と言うのは
ず~~~~~っと繰り返されている業界です。
 
 
買う側にとってはありがたい話ですよね。
良い感じの物がドンドン安く売られ、
簡単に手に入るようになるわけですから。
 
でも、本当に良い話なのかな?
そこには決して持続可能ではない、
闇な話が多く潜んでいるのも事実です。
 
「仕方ないこと」と諦めている反面、
「デザインやアイデアがもっと守られる
業界であれば夢があるのに」という想いも
やはりまだ抱いています。
…なんの力もありませんが(笑)
 
なんの力も無いですが、
その想いの上で出来るだけ商品企画や物作りに
真剣な取引先様と商売を続けようとはしています🤗
 
 
とにもかくにも、
今回のこの騒動はどういう決着を迎えるのか。
例えSHEINさんが負けたとしても
特に何も変わらないとは思いますが、
それなりに興味深く見守っています。
 
今回の騒動、みなさんの目には
どのように映っていますでしょうか?
 
 
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