今回は前回に投稿した記事の補足になります。
それをご覧いただいた方から「【MVS】って何?」と聞かれましたので、少しだけ書いてみようと思います。
ご存じだと思いますが、「糸」は「繊維」を「撚る」ことで作られます。
もっとも一般的なものは繊維を締め縄のように撚っていくもので、これを「リングスパン糸」などと呼びます。
繊維の長い短いで差はありますが、クルクル巻いていくと途中途中に繊維の先が飛び出た構造になります。
これが毛羽(ケバ)と言われるものです。
撚りを強くすれば毛羽も立ちにくくなりますが、その代わりに硬い糸になります。
また、ガス焼きという加工で毛羽を焼き切る方法もありますが、手間やコストに繋がります。
一方で、MVSは単にクルクルと糸を撚るのではなく、空気の渦を使って繊維を集積することで「繊維の先を内側に寄せる」画期的な紡績機(糸をつむぐ機械)です。この方法で出来た糸を「ボルテックス糸」と呼びます。
【MVS】とは、【ムラタ・ボルテックススピナー】という紡績機の名前で、この機械で作られた糸を「MVS糸」と呼んだりします。
「リング糸」と「ボルテックス糸」の違いについて、分かり易い図がありましたのでお借りしました。

MVSで繊維が撚られていくイメージ画もお借りしました。

どのような機械かも、上記引用先に動画などがありますので、興味のある方はご覧になってください。
更に違いの分かり易い資料がこちら

3段目の「OE-Rotor」は、オープンエンド糸やローター糸と呼ばれるもので、海外のTシャツなどによく使われている糸です。
あまり深入りすると話が長くなっていきますので、今回は「MVS(ヴォルテックス)糸」の特徴を知っていただくための投稿なので、この辺までにしておきます✋
かなり端折った説明になりましたが、【MVS】についてなんとなくお分かりいただけましたでしょうか😊
MVS糸で作られたデラヴェという生地。
なので、デラヴェは着て気持ちが良いですよ~という感想につながるというわけですね!
本日の記事が参考になりましたら幸いです😊
よろしければご覧ください♪
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